たまごから育てる

麦焼屋・南恩納トロピカル

2012年08月26日 07:05

夏休みも残りわずかですね〜。
沖縄本島はこの夏休み、何度か台風接近の予報がありましたが、どれも大したことはありませんでした。明日から来る予報の台風は今度こそ直撃の予感。速度はゆっくりの大型。ちょっと心配です。



昨年に引き続き、今年も虫大好きなHさん家族がやってきました。
子どもたちに虫かごもってきてくれて!

今年はオオゴマダラという日本最大の蝶のたまごをいただいたのです。
標本用に採取したオオゴマダラがたまごを生み出したたまごです。
オオゴマダラの幼虫はホウライカガミというツル植物しか食べません。だから親はホウライカガミのある場所にやってきてたまごを産み落とします。

ホウライカガミがあれば、いつでもオオゴマダラの優雅な姿が見られる、というワケです。


子どもたちの保育所にもホウライカガミがあって、毎年たくさんのオオゴマダラが巣立っていきます。

なんとさなぎは金色!

オオゴマダラも人なつっこい蝶々なので、ゆったりと舞う姿はきれいです。

Hさん家族が親しくしていらっしゃる方から、オオゴマダラの食植物であるホウライカガミの苗を3つわけてもらいました。

たまごがかえって、葉っぱに生まれた幼虫をのせました。

結局アクシデントもあって、今生きて元気にいるのは一匹。

名前をグリンガ(アンパンマンのキャラクターからいただいたのです)と子どもたちは名付け、毎日声かけして、安否確認しています(笑)。


今朝は脱皮した〜!と大騒ぎでした。

幼虫はかなりグロテスクな色彩です。


こんなに虫を眺めて気にするのは子ども時代以来です(笑)。


夏休み、もう一つ、卵から育てようとしたものがあります。


鶏です。

うちはメスしかいないからか、卵を温めることはしなかった鶏。2ヶ月前から一羽だけ、卵を温め始めてました。

ご近所の自然有精卵を出荷しているつかやまさんからたまごを3つわけてもらい、しるしを付けて温めさせました。

孵化は20日くらいと聞いて、毎日楽しみに待ってましたが、この間に一個ずつ減っていき、20日たったらつかやまさんからの卵はなくなりました。

どうやらネズミさんがもっていっていたみたいです。


自然は厳しいです〜。


台風、大したことないといいけど。なんでも沖縄史上最大級の台風だとか。
どんなんか〜って感じでドキドキです。台風対策も今まで以上に万全をきしました。うちのグリンガちゃん、室内に避難です(笑)。

はる

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