2016年01月17日

ムーチー

旧暦12月8日。今日は沖縄の伝統行事、ムーチーを作って食べる日です。

子どもたちの健やかな成長を願う行事。


自生するサンニンという抗菌性の高い葉に餅粉でつくる餅をくるんで蒸して作ります。


お家で蒸すと蒸気が上がり、風邪などの予防になります。鍋に残る蒸し終わった水は屋敷の周囲に撒いて厄除けにもなります。



子どもたちも大好きで、わいわい楽しみながらやりました。私たちの暮らす南恩納区はもともと首里からの移住してきた人たちの地域出そうです。

12月8日がムーチーの日ですが、当日は首里に持って行くため、この区では1日早い7日に作る習わしがあります。地域によって少しずつ日にちが違うらしいです。一昨日の琉球新報に理由も書いてありました。


食べ終わったサンニンの葉を十字に組んで、屋敷の軒や門の前に飾ります。ここはもうムーチーを食べたから、とマジムン(魔物)は寄り付けないことを示します。


いつもは分量も感覚で適当に作りますが、やはり新報でムーチーの作り方があったので、その通りに捏ねて寝かせる方法にしたからか、サンニンの葉から餅が剥がれやすかったです。上手く出来ました! 



Posted by 麦焼屋・南恩納トロピカル at 10:26│Comments(0)
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