2017年09月05日

ポーランドとアイルランドの家族。

私たち、6月末からオランダの会社でBooking.com(ブッキングドットコム)というネットで宿泊を予約する会社に登録してもらいました。

今までホームページと口コミでお客さんに来ていただいたのですが、今の時代集客が難しくなり。

何年も前から商工会から提案があったけど、ネットが苦手な私たちはなかなか踏み切れなかったのです。


縁あって、感じのよい営業担当者と出会い決めました。パソコンもWi-Fiも入れました。
そして海外からのお客様が増えました。

先月のある日のお客様は、ポーランドとアイルランドのご夫婦の家族。

もちろん私たちは、ポーランドもアイルランドからのお客さんは初めてです。

学生の頃に、ニュージーランドに居た私はアイリッシュパブに行く機会がありました。


民族音楽を楽しそうに演奏して みんなで汗だくで踊り唄い、その場で仲良くなり、何だかすごく暖かい気持ちになってお店は終業時間で閉店。


幸せな気持ちで、店を後にしたのですが、暖かいのに何だか悲しさ、までとは言わないけど
なにかしら単に楽しいだけではないものを感じ、惹かれました。


おうちで、アイリッシュの単語の意味を調べたら、アイルランドの、
と出てきました。


アイルランド。




それからアイルランドの歴史や国を知るように。
沖縄にいると、時々あのアイリッシュパブの空気感を感じることがあります。



さて、我が家に泊まってくださったそのご家族、若いお母さんはポーランド人。旦那さんがアイルランド人でした。



彼の仕事で、今は筑波にいるそうですが、4歳の娘さんと彼女は筑波と日本を往き来してるようでした。




早口な英語で喋るポーランドのお母さんが
しっかり言うことは、
『彼女(娘)は今4歳。言葉を獲得するのに大切な時期。
私たちはポーランド人、彼女にもちゃんとポーランドの言語を獲得してほしいから…。』



だからずっと日本で暮らすのではなく、ポーランドにも滞在して言語を獲得出来るようにしている、と話していました。

しっかりしている!




琉神(りゅうじん)マブヤーという沖縄のご当地ヒーローがいます。

沖縄らしさをマジムン(悪役)に取られそうになるのを、マブヤーが取り返すストーリーです。


第一話が、ウチナーグチ(沖縄語)をマジムンが狙うストーリー。

何でウチナーグチを取れば、沖縄がダメになるのか?という問いに、マジムンの大将は答えます。

『言葉は心』

心を奪えば、ダメになる

と。




歴史的に厳しい中を生き抜いたポーランド出身のお母さんの姿勢と重なるようです。




しかしこのお母さん、6ヶ国語を自由に操る方でした!すごい(笑)!



Booking.comのおかげで、毎日刺激的です(笑)。









Posted by 麦焼屋・南恩納トロピカル at 11:18│Comments(0)
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