映画「ひまわり」

麦焼屋・南恩納トロピカル

2013年07月01日 14:04


54年前の昨日、6月30日は恩納村の隣りのうるま市石川の宮森小学校にジェット機が墜落して児童や市民18人が亡くなられた日です。


昨日は恩納村のふれあいセンターホールで宮森小学校の事件を題材にした映画「ひまわり」の上映会があり、長男連れて行ってきました。旦那は交代で夕方の部に。

ホールでみる映像は強烈で、学校にジェット機が突っ込んで来た時にはもう辛すぎました。
沖縄は近年沖縄国際大学にもヘリが墜落しました。まさに、今の沖縄ではいつでも起こり得る話で。


映画には現代の苦悩なんかも描かれていて、沖縄の色んな問題が凝縮された感じでした。基地従業員、またその家族の苦悩なんかもリアルでした。

映画が始まる前にプロデューサーさんが挨拶して。
この映画に1億4千万円かかったそうですが、4千万円は県内で集める、ということで、そうされたそうです。

この映画は宮森小学校のことや、沖縄のことを知らない本土を中心とした人々、また若者たちに伝える目的もあって制作されたそうです。

こんな悲惨な事件を知らない知らされていない現実と、ありとあらゆる悲惨な経験をし続けさせられている被害者側の沖縄の人から、4千万円も出さなければならない現実って何だろう、と思いました。


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