2019年05月16日

親友。

3月末。

別れ、旅立ちのシーズン。

そして子供たちの学校で、大好きだった先生方がたくさん離任され、
この1年を振り返って、色々思い出し、悲しいけど幸せな気持ちになっていたところに、

大学時代の親友からの電話。


彼ら夫婦は、二人とも私の大の親友。

本当に、本当に久しぶりで、嬉しくてはしゃいだ電話越しの私だった 。


でも突然の電話は、懐かしさを喜ぶ為のものではなく、

私の親友、彼女の訃報だった。




ずっと会ってなくて、年賀状のやりとりだけ。

でも、生活が落ち着いたらいつしか必ず、また昔のように会ったり話したり出来る未来を信じて疑わなかった。



彼女たちと最後にあったのは20代半ば。
私達はもう40代も半分以上過ぎた年令になったのに、私の中の彼女はまだあの時の若いまま。


悲しくてやるせなくて、ずっと気持ちがふさぎこんでいた。


日常はいつものように回り、笑っても怒っても、いきつくところは悲しくて。

毎日の隙間すきまに、彼女のことを考える。そして話しかける。


先日、49日を迎えた。


沖縄では49日までは、故人の魂がこの世にあるという。



旅立っちゃったんだな、彼女。


体が小さくて、いつもコロコロ笑う彼女が懐かしい。
一緒にいっぱい話したね、笑ったね、インドにも行ったよね。


はるちゃーん!

って聴こえてきそう。



ありがとう。私と一緒に時を過ごしてくれて。


あちらの世界でもきっと笑っていると信じている。










Posted by 麦焼屋・南恩納トロピカル at 08:18│Comments(0)
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